『悦ちゃん』
500円
ユーモアと愛情に満ちた、初期の代表作。獅子文六(角川文庫)
角川書店/1981 46版(初版1962)/394P
カバー画:村上豊

★NHK土曜時代ドラマ(2017 夏)
『悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜』原作

 学生結婚した女房に死に別れた売れない作詞
家・柳碌太郎、 通称・碌さん。その娘で 10歳
になる悦子(悦ちゃん)は、少しオマセさんだ
が母親がいないことなど感じさせない天真爛漫
で明るい女の子。悦ちゃんは銀座のデパートガ
ール・鏡子さんになついて、彼女に碌さんと結
婚して母親になってほしいと願うのだが…

  昭和8年『金色青春譜』の一作によって世に
出た獅子文六の最初の新聞小説である。天真爛
漫、胡蝶のごとき一少女悦ちゃんをめぐって巻
き起こる涙と笑いのエピソードは、読者に甘い
哀愁と微笑の共感を与えずにはおかないだろう。
 戦前と戦後に映画化され、ともに好評を博した
隠れた名作。




状態:三方に軽いヤケ、カバーに経年による
   薄曇りあり。古本としてはおおむね良
   好な本です。
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